オルソケラトロジーの仕組み

オルソケラトロジーの角膜矯正レンズ

オルソケラトロジーで使用されるレンズは、一般的なハードコンタクトレンズと同様な形状をしています。ただ、オルソケラトロジーレンズは、基本的には酸素透過性RGP(DKH100 ポリマーテクノロジー)の「高酸素通過性コンタクトレンズ」という、いくつもの異なるカーブを持つ特殊なデザインのハードレンズになります。

オルソケラトロジーの仕組み通常のハードコンタクトレンズと比較すると、オルソケラトロジーレンズは角膜をある程度覆う必要がある為、少し大きく、オプティカルゾーンという中心部分(ベースカーブ)がフラットな形状をしています。このベースカーブが角膜を圧迫することで形を正常にし、屈折を変えることで視力を回復させるのです。

ひとつのレンズに5つもの異なるカーブと、4つの接続部分という非常に複雑な構造をしているものになっています。

オルソケラトロジーレンズのリバースカーブは溝のようになっていて、ここに水分を蓄えることにより角膜を吸い付ける作用が生じ、角膜がより強くベースカーブによって圧迫される仕組みになっています。

サジカルデプスはオルソケラトロジーレンズの深さを表すもので、患者個人の角膜形状に合わせて調整されます。

オルソケラトロジーの角膜矯正

オルソケラトロジーの仕組み
オルソケラトロジーの仕組み
オルソケラトロジーの仕組み
角膜はやわらかく、しかも新陣代謝が非常に活発な組織ですので、形状も変わりやすく、一度、形状が変わると“くせづけ”がされ元に戻るまでには、ある程度の時間がかかります。

安定するまで毎日、夜、就寝時、装用することにより、くせづけされた形状をさらに長く保つようになり、裸眼で過ごせる時間もどんどん長くなっていきます。

順調に行われたオルソケラトロジーでは、1日、症例によっては1晩装用しなくとも2日間、近視軽減効果が続きます。

手術とは違い安全性は極めて高く、重篤な副作用は生じにくいですが、間違った使い方をした場合は合併症などを引き起こす可能性もあります。正しい処方をきちんと守り使用することが大切です。

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